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豊田武司(とよだ たけし)
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1934年7月静岡県生れ。
1953−1968 静岡県立引佐農業高校卒業後、東京営林局入局。
1968(7月)−1970(4月) 小笠原総合事務所国有林課。
1970−1976 東京営林局。
1976−1995 森林総合研究所、定年退職。
東京営林局では、土壌と植生の調査を主に担当。施政権返還直後の小笠原諸島父島へ赴任(2年間)。再び東京営林局で施業計画の仕事に携わり、小笠原国有林の施業計画の編成などをおこなう。森林総合研究所では、同研究所の樹木園の造成・管理、試験林の管理、森林植生の調査・研究にあたる。施政権返還直後から小笠原諸島における外来種アカギの繁殖、野生化したヤギによる植生食害について問題提起し、小笠原諸島の植物保護に力を注ぐ。ヤギが駆除された南島の植生回復調査を25年間おこなった。施政権返還直後からの小笠原諸島の植物景観の様相を、自然史的観点から実際に知る数少ない研究者のひとり。樹木医。特定非営利活動法人小笠原野生生物研究会副理事長、牧野植物同好会副会長。
著書・著作:『小笠原植物図譜』(編著、1981、アボック社;同書増補改訂版、2003)。小笠原の植物に関する論文・報告書など。
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